幸せへの近道 ~ 心理セラピーvol.1~

人間関係に悩んでいるクライアントさんに実際のカウンセリング現場で使っているセラピーをご紹介します!

主張】愛の器を大っきく育てるのが先で、その後お金も愛も引き寄せられます!だからセラピーに真面目に取り組みましょうね♡というお話

こんにちは!心理カウンセラーの永月みちるです

なぜ私たちは

――ふわッとしたタオルや寝具、モフモフのぬいぐるみを見たり、触れたりするとなぜ癒されるのでしょうか?

まず「ぬいぐるみに癒されるのは、“幸せホルモン”と呼ばれる「オキシトシン」という成分が分泌されることが、関係しています。赤ちゃんのお母さんが母乳を作るときに出る成分で、心を安定させるホルモンの代表格です。

しかし、大人がぬいぐるみを持つことを、恥ずかしいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ぬいぐるみでなくても、肌触りがよく感じられる、お気に入りのクッションやタオル(20㎝~30㎝くらいのサイズ)自分自身が、ギュっと抱きしめたとき心地よく感じられるものであれば、癒し効果は同じように得られるので安心してくださいね。

カウンセリングでクライアントさんにお勧めしている取り組み回数ですが、朝、昼休み時間、就寝前の3回です。したがってタオルや持ち運び用の枕やクッションが使いやすいですね。

――見るだけより、抱きしめた方が癒される効果は高いのでしょうか?

人間は、視覚や感触、“五感”すべてを使って癒しを感じます。見るだけでも癒されますが、触れる、ギュっと抱きしめることでより癒される方も多いと思います。

例えば、幼い頃に大切にしていたぬいぐるみやタオルなどの感触は、大人になると忘れているようで、潜在意識の中に残っています。触れる、抱きしめると、その感覚を無意識に思い出し、癒されるのです。

■痛みの緩和や怒りを抑える効果も

――最近では、注射や点滴、痛みを伴う施術の際に、ぬいぐるみを持ってきてくれる病院もあると聞きます。ぬいぐるみには痛みを緩和する効果もあるのでしょうか?

「効果があると言ってもいいと思います。痛いときは、同時に痛みに対する恐怖や不安も感じますよね。

※以後、セラピーで使用する、ぬいぐるみや、クッション、タオルのことをあなたの「相棒」と記載しますね。あなたの悲しみも、喜びも受け止めてくれる「相棒」に親しみをこめて、名前をつけてあげましょう。

相棒をギュッと抱きしめて痛みを逃してあげることで、心に少し余裕ができ、恐怖や不安を和らげたり、小さくすることができるのですね。

アドレナリン vs オキシトシン:人間関係の悩みに寄り添う私の相棒

「なんだかイライラする」「誰かに八つ当たりしてしまいそう」…人間関係で悩みを抱えていると、そんな風に心がざわつくこと、ありますよね。これは、いわば心の中でアドレナリンが過剰に分泌されている状態かもしれません。

アドレナリンは、私たちが危機を感じたときに分泌されるホルモン。心拍数を上げ、エネルギーを高め、臨戦態勢に入るために必要なものですが、人間関係の悩みで慢性的に分泌されると、心身のバランスを崩してしまうことがあります。

そんな時にそっと手を差し伸べてくれるのが、ご紹介しているセラピーです。

先ほどもお伝えしたように、フワっとモフっとした感触を抱きしめることによって“幸せホルモン”と呼ばれる「オキシトシン」の分泌を促す力があると考えられています。赤ちゃんを可愛いと感じる本能的な反応によってオキシトシンが分泌され、私たちの心を穏やかにしてくれるのです。

特に、人間関係の悩みは、孤独感や不安感を伴うことが多いもの。そんな時、温かいぬいぐるみを抱きしめることで、まるで誰かに優しく包み込まれているような安心感を得られることがあります。これは、幼い頃の感触が、潜在意識の中で温かい記憶と結びついているからかもしれません。

怒りの感情にブレーキをかける

人間関係のトラブルでカッとなった時も、あなたの相棒はあなたの味方になってくれます。怒りの感情は、実は長くても6秒ほどしか持たないと言われています。しかし、私たちはその最初の怒りに引きずられ、次々と怒りの感情を連鎖させてしまいがちです。

そんな時、安心できる相棒をギュっと抱きしめ、ゆっくりと呼吸をすることで、怒りの連鎖を断ち切ることができます。クッションorぬいぐるみという物理的な存在に意識を集中させることで、高ぶった感情から少し距離を置くことができるのです。そして怒りの感情の奥にある気持ち「出来なくて悔しかったね。」「恥ずかしくてつらかったね。」「分かってもらえなくて悲しかったね。」などの感情を我慢したり、否定したりせず、相棒を抱きしめたまま感じてみましょう。

不思議と、ネガティブな感情が小さくなっていくことが感じられるようになってきます。

しかし、慣れてくるまでそれは微細な感覚かもしれません。

理由としては、先に説明した「オキシトシン」の分泌が多い人、少ない人がいるためです。

ポジティブな感情のアンカーとして相棒を抱きしめていると…

さらに、普段からハッピーな気持ちの時に相棒を抱きしめることを意識してみてください。これは、心理学でいう「条件反射」を利用したテクニックです。ぬいぐるみとポジティブな感情を繰り返し結びつけることで、ぬいぐるみを抱きしめるだけで、潜在的に心が安らぎ、前向きな気持ちを思い出すようになることが期待できます。そして先ほどの、「オキシトシン」も分泌されやすくなってきます。

まとめ

人間関係の悩みは、時に私たちを押しつぶそうとするほど辛いものです。そんな時、無理に解決しようとしたり、感情を抑えつけようとしたりするのではなく、ただ相棒を抱きしめながら、ご自分の感情を「自己受容」してあげてくださいね。

日々のストレスや人間関係の悩みに晒される私たち大人にとって、心のバランスを取り戻し、穏やかな気持ちを取り戻すための、心強い味方になってくれるはずです。

もし今、人間関係で心が疲弊していると感じたら、ぜひ、いますぐお気に入りのぬいぐるみやクッションを用意してみてください。その温もりと安心感が、きっとあなたの心を優しく包み込んでくれるでしょう。

そう!あなたは絶対に幸せになれる力を持ってます。焦らず、ゆっくりと、自分と向き合う時間を作ってみてくださいね。継続させる方法を私がサポートしていきます!

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クライアントさんが新しい一歩踏をみ出すために、カウンセリングでお悩みの本質にアプローチして解決策をご提案します。『思考や感情を観察し、理解するプロセス』によって、潜在意識をコントロールすることに取り組みます。

今回ご紹介した、心理療法のセラピーを毎日数分、自宅で継続してくださいね。継続することによって、自己信頼とセルフイメージの向上、目標達成や願望実現に近づきます。

新しい一歩を今日から一緒に始めましょう♪

**「自分自身を愛で満たして」 「こころの土台を整える」その上に豊かな人間関係が広がります**

カウンセリングであなたが幸せな人生を歩むためのお手伝いをします!